統合失調症 遺伝 兄弟

統合失調症の兄弟がいる場合の遺伝の確率

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統合失調症は遺伝すると思ってしまっている人は少なくありません。
病気に対する遺伝性は全くないとは言えないにしても、必ずしも確実ではありません。
しかし、精神疾患となると長引く治療や、社会的な心配も大きいです。
そのために近親者に発症者が出た場合、不安になる人もいるかもしれません。
例えば、自分の兄弟に統合失調症の人がいた場合、遺伝の確率はどの程度になるのでしょうか。
兄弟は親よりも血のつながりが濃く、当然性格や見た目も似ています。
しかし、実際の確率でいうと、兄弟であっても10%から多くても20%未満にすぎません。
決して高い確率ではなく、明らかにその可能性は低いです。
一卵性双生児であっても、100%の確率ではないのです。
これは親であっても同じ確率となります。
近親がどんどん薄くなると確率は下がってはいきますが、近親者に統合失調症の人が全くいないケースの方が実は確率が高いというデータがあります。
その割合は60〜80%となり、統合失調症の両親や兄弟を含めて健常者である場合は80%にも及びます。

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ここで気を付けたいのが、病気がそのまま遺伝するというのではなく、なりやすい体質が受け継がれてしまう可能性です。
統合失調症は神経伝達物質の異常が関係していますが、だからといってそっくりそのまま遺伝するわけではありません。
発症する原因の1つに強いストレスが関係しており、ストレスを溜めやすかったり、ストレスに弱い体質であったりすると可能性が大きくなります。
こういう体質が似てしまう要素があるため、関係ないとは言えないのです。
もし兄弟に症状を抱えている人がいる場合、その可能性が少し高いと受け止め、何らかの対策をしていけば十分に防げることもできます。
ストレスのコントロールが上手くできなかったり、我慢を強いられている環境にいれば可能性が高くなる疑いはあります。
10代から20代での発症時期が集中するので、この時期に受けるストレスは特に注意しなければいけません。
統合失調症への予備知識やある程度の対策で避けていくことができるので、遺伝をそこまで心配する必要はありません。

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