統合失調症 家庭環境

統合失調症の原因と言われる家庭環境の関係性

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統合失調症になる原因について、昔からさまざまな説が取り上げられてきました。
親の育て方が悪かった、遺伝が大きく関係するなど、昔はそう信じられていた時代がありました。
しかし、今では医学的な研究も進み、これらの原因が必ずしもそうではないことが否定されてきたのです。
ただ、はっきりとした原因はいまだ分かってはいませんが、本人の遺伝子的素因が半分を占めていると言われています。
遺伝子的素因とは、統合失調症がそのまま子供に遺伝するのではなく、なりやすい体質が遺伝しやすいということです。
そして、残りの1/4がストレス、もう1/4が家庭環境というデータがあります。
ストレスは精神疾患を引き起こす原因としても知られ、家庭環境も少なからず影響すると考えられています。
具体的にどのような家庭環境が統合失調症を引き起こしやすくしてしまうのかは、子供らしく過ごせなかった環境や、親の愛情不足などが挙げられます。
こういう環境は自然と子供にストレスを与えてしまうので、結果的に引き金の1つにもなっているのかもしれません。

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しかし、医学的においては、本人が持つストレスに弱い体質が重視されるようになってきました。
人それぞれ性格が違うように、ストレスに対する丈夫さも違ってきます。
また、性格的に真面目でいろいろと考え込んでしまう人も、なりやすい傾向にあると言われています。
家庭環境も全く関係ないとは言えませんが、何より影響が大きいのは、条件にいくつか当てはまる体質や性格だという見方がやや強くはなっています。
統合失調症になった人の家庭環境は、全員が環境が悪かったわけではありません。
貧困や片親の家庭に多いと言われていた時期もありましたが、裕福な家庭や両親がいる家庭であっても発症してしまう人はいます。
ごく普通の家庭環境で親からの愛情も問題なくもらってきた人でも、統合失調症になってしまう人は少なくないのです。
これを前提に考えていけば、あくまで原因の1つにしかすぎません。
家庭の問題が全てではありませんし、なおかつ本人の心の弱さが全てでもないのです。
複数の条件が当てはまってこそ起こりえる問題であって、本人の責任または親の責任にしてしまうのはよくありません。

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