統合失調症 症状 人格変化

統合失調症の分類と症状、人格変化について

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【統合失調症とは】
統合失調症とは精神医学や心理学が古くから取り組んできた精神障害の1つです。
近年精神科や心療内科にかかる人にはうつ病や双極性障害が多くなってきましたが、これらの疾患と大きく異なり、統合失調症は現実検討能力の障害が現れます。
他者から見れば根拠のない妄想に取りつかれたりそれらの妄想から突飛な独り言を発したりするため、偏見に曝されやすくなります。
人格変化したように見えるため周囲への影響力の強い疾患とも言えます。

 

 

【分類】
統合失調症は症状の出方によって大きく4つのタイプ、「解体型」「緊張型」「妄想型」「鑑別不能型」に分けられます。

 

 

「解体型」は考えをまとめることが出来ない思考解体を主な症状とします。
言動が支離滅裂になるため他者からは「何を言っているのかわからない」という印象が持たれます。
「緊張型」は多動と沈静を繰り返すのが特徴です。
他者の命令で取らされた姿勢を自分の意志で変えようとしない「カタプレシー」という症状が出ることもあります。

 

 

「妄想型」は統合失調症に代表的な「妄想」があるのが特徴です。
自分の考えが外に漏れている、自分の思考をコントロールされている、と言った妄想が代表的で、「宇宙人が攻め込んできた」という発言をすることもあります。
「鑑別不能型」とは前述の3つの特徴が併存することで、3つのうちのどれかに当てはめることが出来ないものを言います。

 

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【陽性と陰性】
統合失調症には「陽性症状」と「陰性症状」の2つがあります。
「陽性」は妄想や幻覚、幻聴などのことを言い、正常な精神状態の時には体験されないものです。
前述の通り「自分の考えが他の人に漏れている」「自分は他者に思考をコントロールされている」という妄想が代表的で、時に突飛な言動をすることがあります。
また幻聴では自分を批判、否定するような発言が聞こえるという訴えが多く見られます。
人格変化と言われるのはこうした陽性による患者さんの様子です。

 

 

「陰性」とは抑うつや意欲減退、感情の平板化と言った症状です。
急性期のような激しいものではありませんが、周囲から「症状」として受け取られにくいため「甘え」や「怠け」と言われてしまうこともあり、偏見に苦しむ患者さんも多くいます。

 

 

【人格変化も改善できる】
統合失調症は、陽性と陰性の違いが激しいことから人格変化が引き起こされているように感じる人もいます。
しかしその人格変化は本来の人格が強い症状によって見えなくなっているだけです。
人格変化は、適切な治療をすればもとの人格が見えてきますし社会に復帰することも出来ます。

 

 

治療段階は大きく2つあります。
陽性症状が現れている時はまずはそれを落ち着けるために投薬治療をします。
それが落ちついたら社会性を取り戻すためのカウンセリングやグループワークなどの心理療法に移ります。
こうした方法を取り入れることで、人格変化も改善できるでしょう。

 

 

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